私の娘を働かせてもらえませんか。
先週の健康セミナー終わりに、スタッフからそんな申し出があった。
今、スタッフは足りない。
だからということではなく、働いてくれてるスタッフが、
自分の娘を働かせて欲しいと言ってくれた。
そのことが純粋に嬉しい。
スタッフのお嬢さんは結婚している32歳。
夫の転職とともに神戸に帰ってくる。
できれば、正社員でひまわりで働かせて欲しい。
会ってもいないが、彼女のお嬢さんならきっと素敵な人だろう。
来てもらいたい。
そう思ったが、2歳の子供がいるとのこと。
保育所に預けてきたい。
本人もいないのにこんな話をするのも
おかしいかもしれないけど、僕はこどもが小さいうちは、
できるだけ子供といる時間をもって欲しいと思う。
というか、そう思うようになった。
その原因は、5月に辞めたスタッフのこと。
すごく一生懸命仕事をする彼女が、
保育所の先生に「子供の心が育ってない」と言われた。
下の子も生まれ、忙しくしていて、かまってやってなかった。
こどもたちといる時間をもっともつための退社だった。
そのことがあってから、
小学校にあがる前の子供のいる方の正社員採用はしないと決めた。
僕たちはシンプルに
「大切なものを大切にする」
それを大事に考えている。
家族に優先する仕事はないし、仕事を強いる会社でもない。
ただお客様に迷惑をかけないよう、そのための対策を考えるだけ。
彼女のお嬢さんに、お子さんが小学校にあがったらぜひ
うちに来て欲しいと思う。