神戸の家事サービスの会社、そのスタッフの採用について

この2週間で15人の面接。

１期間の募集では僕らにとっては過去最高の応募者数でした。

本当にありがたい。応募してくれた皆さんに感謝です。

でも15人に会って採用できたのは一人。

今すごいスタッフ不足。

基準を緩めて、せめて登録だけでも・・という気持に・・全くならない。

僕たちは他の会社がよく行っている登録制をしない。

だって、今仕事をしたいと思って面接に来てくれる人に

「仕事があったら連絡します。」・・はあまりにも失礼だと思う。

それでもいいよという人もいるだろうけど、

僕らはしっかり繋がった仲間とお客様にサービスを提供したい。

登録だけして、大した研修も受けず、

同じ職場の仲間とともに働く経験もないままお客様の家に訪問する。

僕がお客さまなら、絶対こんな会社は嫌だ（スタッフが悪いわけではない）

家事サービスは、お客様の家に入ってする仕事。

いくらスタッフの身元保証人をとっているだの、守秘義務契約を結んでいるだの

高額の損害賠償保険に加入しているだの言っても言葉づかいや、

マナーの悪い人には来て欲しくはないし、なにより笑顔のない人に来て欲しくない。

テキパキと気持いい仕事、笑顔の素敵な人に家事サービスに来て欲しいと思う。

そのために、会社がすべきことは、保険に入ることでもなく、守秘義務契約を

結ばせることでもない。（それは基本だけど）

それよりもっと大事なのは、スタッフ一人ひとりと向かい合い、スタッフを

ケアしていること。会社とスタッフが繋がっていること。

その会社で働くことがそのスタッフの喜びに繋がっているかどうかということ。

もっと言えば、会社が　“この会社でずっと働いていたい”

“この仲間と一緒に長く働きたい”とスタッフに思ってもらえる

ような環境を作っているかどうかということだ。

そんなことを考え、形にしていこうと思えば、

絶対登録制なんてできない。

毎朝、仲間と顔をあわせて、朝礼をし、なにを嬉しく感じたのか分かち合い、

大変なときは助け合う環境。

それをずっと目指してきたから、

僕たちは採用に対してめちゃくちゃ真剣だ。

多くの会社のなかで、応募してきてくださった人と

しっかりお話させていただき、ぜひお願いしたい！と言う人だけに

来ていただいている。

偉そうにも聞こえるかもしれないけど、

僕らは小さな会社。

時間もお金も限られている。

お互い大切な時間を無駄にしないためにも、

精一杯選んで、精一杯伝えて、共に成長していきたいと思う。

今回採用したこの一人が

みんなを助ける一人になってくれるように

しっかり向き合っていきます。