スタッフの夢が叶う「目的シート」②
こんにちは。
1月4日午前11時。
明日から仕事が始まります。
いろいろ計画しててちょっとわくわくしてます。
では昨日のつづきを書きますね。
僕らが毎年やってる「目標シート」
これの使い方。
どんなふうにでもいいと思いますが、まず書いてもらうことによって
社員、スタッフそれぞれの“今、大切にしていることを知る”といことが重要です。
具体的に家庭、経済、仕事、趣味など8つの分野でわける。
そして、優先順位を3つつける。
このことで、ひとりひとりが今何を考えているか
ある程度分かるし、これをきっかけに本人の本当の想いを聴けます。
なぜその目標にしたか、その元を聴けば、
会社としてどうその社員と関わっていけばいいかが分かるし、
問題があれば解決する手助けをすることもできます。
社内で、人間関係が良好ならば、
このシートをコピーして、全員に渡してもいいです。
お互いにともに働く仲間がどんな夢や目標をもっているのか知り、
共感したり、サポートしたり、ただ声をかけるだけでも
社内の関係性はより良くなっていきます。
20名程度までの小さな会社なら全員、
もっと大きな規模なら部署ごとでも。
ともに働くなかまの想いを知る
これがコミュニケーションの原点で、
このシートは、一気にそれを早めてくれます。
実は、去年はちゃんと活用できてませんでしたが、
年末見ると、3〜4割木曜を達成しているスタッフが多くて、
見て驚いてました。
この年始で書いた目標が、今の自分の成長の確認になって
この会社で働いててよかった、と思うことにもつながっています。
今年、僕は3ヶ月に1度の面談のたびにこのシートを使かいます。
これも楽しみです。
このシートを使うときの注意ですが、
①無理にはかかせない。
②何を書いてきても怒らない。
③その本人の目標を応援する。
①無理にはかかせない。
「なぜ書かないといけないんだ」「なぜ提出しないといけないんだ」と言う
社員もいるかもしれません。
日頃からの関係がよければそんなことにはなりませんが、
もし、そういう反応があった場合は、「何か会社で、(上司なら私で)あなたが働きやすくなるために出来ることがあるかもしれないと思って書いてほしかったんだ。できれば書いて欲しいんだけど・・」という感じで話してみてください。
それでも書かないようなら無理せずあきらめてください。
でもその反応が、改善すべき点です。
その社員との関係をよくできるよう、よりその相手を気にかけていきましょう。
②何を書いてきても怒らない。
中には3つの優先順位の中に仕事が入らないスタッフもいるかもしれません。
それはそれで、当たり前です。
その大切にしたいことのために、仕事がどんな役割を果たすか
一緒に考えていけたらそのスタッフもすごく仕事にたいしての
モチベーションも上がるのではないでしょうか。
あと中に、独立したい、転職したいと書く人も。
そうは書いてなくても学習の欄に全く違った分野のことを
書き出す社員もいるかもしれません。
そのときは、なぜそう思うのか聞けるチャンスです。
社内の環境であったり、仕事にやりがいを感じていなかったり、
自社を見直すきっかけにもなるし、そうしようとする姿が
独立を目指していた社員の気持が、この会社をもっと良くしよう!という想いに
変わるかもしれません。
③その本人の目標を応援する。
書かれた目標に何ができるのか?と思うかもしれませんが、
例えば、社員が、“家族と旅行にいきたい”と書いてあれば
どこにいきたいか聞いて、お勧めの場所など教えてあげるだけでもそれは応援です。
○○の仕事をしたい、と書いてあれば、移動の際、それに関係する部署に配属するなり、できないにしても、そうしようとしたことを伝えるだけでも応援だと思います。
なにか直接的ではなくても応援する手だてはいくらでもあるはずです。
ながながと書いてしまいましたが、
僕らの家事サービスはスタッフがいてはじめて成り立つ仕事です。
家事サービスだけではない、全ての人が働く場において、
長くはたらいてもらうためにも、その人が何を大切にしていて、
仕事、会社はなにをその人に与えてあげられるのか。
お金だけではない、自分の成長が感じられることや仲間との繋がり、
そういったものが以前より格段に重要になっていると感じます。
ぼくらは16年まえからずっとこんな考えできました。
それは、自分自身が、この会社に入るまでは、
働くということで悩み考え続けてきたからかもしれません。
人材派遣のように登録制にすれば、
もっと大きくなるチャンスもたくさんあったと思います。
でも、大事にしたいのは、一人ひとりの働く仲間。
顔をみて、話あって、何を思っているか、
分かりあっていける仲間で仕事がしたい。
それこそがお客様の安心感にもつながると信じています。
このシートは、どこにでもある目標を書く紙でしかないけれど
使い方では、みんなの気持を一つにするすごい力を発揮してくれます。
最後に記入例を。^^
明日から僕らの会社の新しい1年が始まります。