りきごんのキクコト日記2

神戸の家事サービスと整理収納会社の社長のブログ

キクコト日記

キクコト 90歳の経営者

こんばんは。

りきごんです。

 

7月1日。

2015年後半が始まりました。

 

このブログのタイトル

「キクコト日記2」

 

1・・をはじめたのはもう10年近く前。

なぜこのタイトルになったか。

 

昨日それを思い出すできごとがありました。

仕事で集金に伺ったお客様。

 

午後6時半をまわっていました。

92歳のお客様は女性で、一代で有名なお店を築いた方。

 

戦時中、招集かかってからの旦那さんとの結婚。

戦後の神戸の惨状から、

なにも分からず無給で働かされた数年。

その姿を見てた顧客だった銀行支店長が

「自分で店をだせ」と言って融資の話をしてきたこと。

 

融資当日、自己資金が全くないことを話し、

支店長と次長が自分の現金を出資して始まった店。

 

その店は大盛況となり、ほどなくしてもう少し

大きな店にするために移転。

 

そのとき選んだのが、三宮ではなく・・

その店がそこにできることによって、

全国でも有数の料亭エリアになったこと。

(今はその面影はほとんどないですが・・)

 

その方から僕は、何度もこの話を聞いている。

聞くたびに新たな発見がある。

 

その方の父がいつもいっていたことば

「商売は場所(ばしょう)やで。いい場所で商売するんやで。」

この言葉がなんども繰り返される。

 

「そうはいうけどどこがいい場所かわからなかった。」

 

今の僕らでいうとそれは、

「どのポジションで商売をするか」

 

たくさん書きたいことはあるけれでまとまらない。

 

1時間半。

お話するなかでたくさんの気付きある時間でした。